「ネジザウルス」の逆襲(高崎充弘著)

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単なるお客様の声ではなく、「声なき声」をすくい上げる

この言葉は『「ネジザウルス」の逆襲』(日本実業出版社刊)に出てきた言葉です。
著者はプロ用工具メーカー、株式会社エンジニア社長の高崎充弘さん。
月刊トークスでまとめたこの本の要約の一部をご紹介しましょう。

ネジザウルスGTにおける大ヒットの要因を分析するうち、導き出されたのがMPDP理論です。
MPDPは、それぞれ次の4つを意味しています。
Mはマーケティング。Pはパテント。Dはデザイン。Pはプロモーションです。

MPDPの中でも、マーケティングは最も重要な要素です。
マーケティングにはいくつかの方法が考えられますが、留意すべきは単なるお客様の声ではなく、「声なき声」をすくい上げることです。
つまり、まだ水面下に潜んでいる潜在ニーズを察知するのです。

ネジザウルスGTの場合、それは「トラスネジをはずす」ということでした。
約1000通のご愛用者カードを分析して、改善点や追加機能の提案として最も多いご要望を5点、実現したわけですが、このとき私は面白いことに気づきました。
5つの改善点のうち、担当者さんやお客様から最も高く評価されたのは、最も数が少なかった「トラスネジもはずせるようにしてほしい」という
ご要望だったのです。

なぜ、最も多くのお客様が望んだ改善点ではなく、少数意見がウケたのか。
それは少数意見がまさに潜在ニーズだったからではないでしょうか。
潜在しているからこそ、ニーズなのです。

月刊トークスでは、この本の要約を約12分でまとめています。
CDを聴くとあなたはこんな気づきを得られます。

◆ネジザウルスは、溝がつぶれたネジや錆びたネジでもはずせる工具
◆工具は年間1万丁で大ヒット。ネジザウルスは12年間で累計200万丁
◆プロ用工具の販路を専門商社経由からホームセンターや金物店へ拡大
◆ご愛用者カード約1000通を精読し、4代目モデルを発売
◆グッドデザイン賞、ドイツのiFデザイン賞を受賞
◆「ネジザウルスGT」大ヒットの要因から導き出されたMPDP理論
◆M(マーケティング)P(パテント)D(デザイン)P(プロモーション)
◆プロモーションにおけるゆるキャラ「ウルスくん」の貢献は大きい

月刊トークスCD版はこちらをクリック
 → https://www.talksnet.jp/201512issue.html

月刊トークスCD丸ごとダウンロード版はこちらです
 → https://www.dlmarket.jp/products/detail/329051

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2015年11月24日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:経営

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