『江ノ電 10kmの奇跡』(深谷研二著)

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江ノ電自身も観光資源になる

この言葉は『江ノ電 10kmの奇跡』(東洋経済新報社刊)に出てきた言葉です。
著者は江ノ島電鉄株式会社前社長の深谷研二さん。
月刊トークスでまとめたこの本の要約の一部をご紹介しましょう。

観光のお客様が江ノ電に乗り、走行中の車内から窓の景色をご覧になって、こうおっしゃっているのを耳にします。
「わあ。遊園地みたい」

急カーブをゆっくり走ったり、民家すれすれに通り抜けたりする様子は、ちょうど遊園地の乗り物と同じように感じられるのでしょう。
江ノ電の速度は、今どきの鉄道に比べて、非常に遅いものです。
しかし、遅いという本来は短所であるはずの特徴を逆手にとって、エンターテインメントにしているわけです。

江ノ電の沿線地域は、元々、崖と海が接近している地形で平坦部が狭いため、沿線の開発はこれ以上難しい状況です。
そのため、通勤や通学でご利用いただくお客様が、現在以上に増えるということを見込むのは無理です。

すると、観光のお客様を増やすしか、経営を改善する方法はありません。
そこで、鎌倉・藤沢に存在する観光資源に頼るだけでなく、江ノ電自身も観光資源になって積極的にお客様に来ていただく努力をしているわけです。

月刊トークスでは、この本の要約を約12分でまとめています。
CDを聴くとあなたはこんな気づきを得られます。

◆江ノ電は、湘南地域の鎌倉と藤沢とを結ぶわずか10kmの小さな鉄道
◆多くのローカル鉄道が赤字で苦しむなか、奇跡的に黒字経営を続けている
◆鉄道で最も大切なのは安全
◆鉄道は装置産業だが、装置を動かすのは人
◆年間乗客1700万人超! 1200万人以上が定期券以外のお客様
◆高度成長期、江ノ電以外の鉄道は大量の人員を運ぶことだけを求めた
◆鎌倉・藤沢の観光資源に頼るだけでなく、江ノ電自身も観光資源になる
◆観光客増加の鍵となるのは、海外からのお客様

月刊トークスCD版はこちらをクリック
 → https://www.talksnet.jp/201509issue.html

月刊トークスCD丸ごとダウンロード版はこちらです
 → https://www.dlmarket.jp/products/detail/320015

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2015年8月26日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:経営

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